余裕

ここ数日、お散歩をできるようになった。

お散歩をした先で、一眼レフで写真を撮って企業さんのプロモーションに使用したり、

お散歩をした先で、メールを返す。

行った先で仕事をしているけれど、「歩く」という必須ではない時間を過ごせるようになった。

 

「余裕ができたのだ」

 

今日、湯船に浸かりながら思った。

これまで、責任感、を通り過ぎて義務感があった。

「早く“しごと”に取り掛からなければ。

あの件リサーチしなければ、進展させなければ、リマインドメールをしなきゃ」…

 

それくらいずっとしごとをしていたかった、だから独立までしたと言える。

わたしはしごとが好きだ。

 

でも無意識に罪悪感があった。じぶんを優先させることに。

 

湯船に浸かりながらふと思ったことは「あぁ、わたしはこれまで、自分のプライベートを後回しにしなければいけない気持ちでいたのだな」ということだった。

 

今日解った。

ひとは「“じぶんのこと”を最優先させた上で、しごとがあるのだ」。

 

じぶんのことを最優先させた気持ちになれていないから、いつまでもじぶんの時間を感じられなかった。

じぶんでやりたいことをやって生きたいように生きているはずのに、なぜか常に義務感を感じていた。

 

明後日、短い短い一人旅に出る。

まったく繋がりのない場所へ、じぶんの好奇心100%だけをもって泊まりに。

 

「自分に費やす」

時間もお金も100%、自分のために費やす旅へ。

 

 

そんな自由な行動をなんなく送り出してくれる旦那さん、ありがとう。

 

 

「じぶんのことを最優先させた上で、しごとがあるのだ」

わたしにとって“じぶんのこと”は、暮らしのこと、家族との時間、じぶんの時間。

そういったものを後回しにしていた。

今回も、世の人にとって当たり前のような答えにたどり着いたなと思う。

わたしにとってはこれまで、しごとがあって、それを全うした後にじぶんの生活があった。

どうしたって、体験して腑に落ちないと理解できないじぶんの不器用さよ。笑

 

でも、「じぶんを優先させていい」と認めたら、

これまでもだいぶ楽しい人生だと心底思っていたのに、これから先の人生もなんて楽しみなのだろう。

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お散歩した先でしごとをした帰り道、鹿の親子がぴょんこぴょんこかける自宅裏の野原

まこと勝手な義務感をおろして、ますますのびのび楽しみましょう。

散歩と同じくして「できた余裕」によりつくった、熟れた果物たちと赤ワインたちによる余り物サングリアを飲みつつ。

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