とある過去の振り返り。

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おはよう。わたしのPC前に腰掛けたときの右手側の景色。

ずいぶんカラフルになりました^^アジサイにヤマゴボウにケイトウにマムにオリーブに、、、もうあとはなんじゃもんじゃ。立ち枯れさせて、ドライフラワーにするんだ。るんるん。

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さて今日のはじまりは、今までにないおしごとの3回目の日。

ご依頼主は、現在茶懐石をメインにお料理教室をされている素敵な素敵な女性から。

はじまりのはじまり、当初いちばーん最初に頂いたお言葉を挙げると「Facebookページをつくる手伝いをしてほしい」。それを、おしごととして、とのご依頼でした。

お話を伺ううちに、「Facebookページをつくること」は、自身の身を立てることでもある。自分が何者で、何を信念として、何を伝えたいのか?どんな人に?…ヒアリングありきでしかなく、その方のこれまでに経てきた体験であったり、得た学び、そうしてご自分が世に残したいこと、そこから丸ごと聞くべきであることがとてもたのしい。

3回目の本日は贅沢にもお手製のランチからのスタート^^*

栗のグリルマリネ・どっしり南瓜のシナモンポタージュ・松の実のメレンゲチョコレートケーキ。ほかにも魅力満点メニューが並び…目から鱗だらけ。ものっすごい興味のセンサーがピコピコと大忙しで、もうしずかに大興奮。笑

栗のグリルマリネ!南瓜そのものなポタージュ!!松の実!!!(うるさい

そして、最も目から鱗が落ちたお話は「パンは発酵食品である」という考え方。

ほっほーーーー。

そうしてランチを頂きながらお話した内容は、なんだかむしょうに元気が出るような、しゃんと頑張ろうと、背中を押されるお話でした。

私はやっぱり、たくさんの人数と、ではなくてこうして深く深く、例えば一人のひとと向き合うおしごとの仕方が好きだな。大切な時間。

そうして夜は厚真へ移動。胆振の皆さんとの会合というのかな。

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参加することは、前日にひょんな流れでお声かけ頂きばたばたと決めた。

お開き後今日のことへ誘ってくださった方への御礼のメッセージから抜粋すると、

“たくさん!!良い出会いがあったし、人の温かみに感動した。自分の足を惜しまず歩いて見た世界は、やっぱり素晴らしい。 昨日、声かけてくれて本当にありがとう。”

その会のなかのお一方、人生の大先輩にあたる方がお声をかけてくださって、ふたりでお茶と珈琲とミカンを頂きながら約4時間の二次会を。

“私に凄く深く向き合ってくださった。”と、感じた。

はじめましてにも関わらず、でも別の方が”こんな人がいるんだよ”と前に紹介していてくださったそうで。そうしてお会いする前から繋げて頂いていたから、だから、私はこの場を持つことができるのだ。素晴らしい世界。

 

独立してよちよち歩きの私に、向かい合って腰かけ、私の話を受け止めて、そしてまっすぐに一言一言、言葉をかけてくださった。

肩の力が抜けた。ほっとした。

そうしよう、の決心が生まれた。

 

「たとえば聖書の創世記に”はじめに言葉ありき”という言葉がある。あなたははじめに言葉があってそれを形にしてきたから、きっとそれも形にするよ。」

そんな大層なお言葉を頂くことは恐れ多いけれど、21歳のはじまり、ウェディングプランナーになりたいと思った日のこと、そしてその、もっと前。これまでのことを思い出したら、じわーんと泣きそうになった。当たり前だと思ってここまでやって来たけれど、もしかしたら、がむしゃらでがんばっていたのかな。

18歳、私は、大学受験を受けなかった。中堅の進学校だったしクラスも進学クラスだった。成績も卒業式で優秀者として呼ばれているので上々だったといえる。でも、受けなかった。試験を受ける段取りをしてきていたセンター当日、マンションのベランダから試験会場に向かう同学年の皆を見た。少し前から続いていた家庭の静かなるごたごたを感じて、そこまでして学びたいことが見つけられていなかった私はたぶん深く考えもせずひょいと、大学を受けるという選択を選ばなかった。なんとか生きていけるだろうと、本気で思っていた。

そうして、百貨店内のアルバイトを見つけそこで大先輩たちのもとで「働くとは」を学び、自分の土台の土台をペタペタとつくり、20歳、体調を崩して入院したことがきっかけで、一度、立ち止まることになる。約3か月、ベッドの上。

それから初夏に退院して、その一か月後、ウェディングプランナーという仕事を知ることになる。

「目が見えなくなっても耳が聞こえなくなっても、思い出は思い出せるかもしれない。」

ひとが豊かな人生だったと思える大切なひとつは思い出なんじゃないか。そう思ったら、それをつくるひとになりたいと思った。

ひとの思い出に深く関わるしごとがしたい。でもどんなしごとでそれが叶うのだろう?

そしてある日立ち読みで見つけた仕事がウェディングプランナーという仕事だった。帰り道の公園で【ウェディングプランナー なりたい】と検索、ヒットした結果が「ウェディングプランナーになりたい」という題名で当時ブログを綴っていた、結婚式場が運営するプランナーの養成スクールだった。(ミラクル笑) 札幌の、そしてのちの職場!

私はもう覚えていなかったけれど姉が何年か前に教えてくれた。「あの日、もう家の目の前まで帰ってきているのにあなた、私に”ウェディングプランナーになる”って興奮してメールよこしてきたわよ」

それから2年が経つ少し前、養成スクールからアルバイト・アシスタントを経て、新卒採用の枠で入社試験を受けるというスーパー取り計らいの背中を押して頂き、ウェディングプランナーとしてその会場に、立った。

生家の近くであって、その後関東に引っ越してからの北海道旅行中”なにが建つんだろうね”と家族と7歳の私が建設途中を車内から見上げた建物。

それからいまに至るまで、ウェディングプランナーというしごとは、自分にとって天職だと思って務めてきた。

色んな方の顔が思い浮かぶなぁ。いつも向かい合わせで打ち合わせに臨んできた。

「聞くことと話すこと」

それは無意識でもできるかもしれないこと。

でも、ひとと向き合うおしごとは、”それ”でしかないんだよなぁ。と思っている。

「話を聞く、言葉を話す、どちらも無意識にでも出来てしまうことだけれど きちんと丁寧に向き合うことを大切にしたい」

そして、新たななにかへの決心は段階を踏んでかたまってゆく。…

さてさて、いったん寝ましょ。これまでこんな気持ちの日は決まって朝日を超えてきたことも思い出す。

hello, the day!

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