先日の打ち合わせのなかで挙がったという
「ただ 共に優しいときを すごせたら」
という歌詞の曲。
なんて曲名だっただろう、と
おっしゃった新婦様のお言葉を、
大好きなMCさんがきちんと聞いてくださっていて
翌朝「この曲だ!」と見つけて私に教えてくれた。
新郎新婦様、
フォトグラファーさん、
音楽のセレクトを担当してくれるDJさん、
MCさん、わたし。
6名での、それぞれお仕事後に集まり
夜からお酒を飲みながらの打ち合わせ。
「昨日の打ち合わせは、
“みんなでつくる” という過程や
その素晴らしさを実感する機会になりました。
精度を上げていく、練っていく、、こういったモノの作り方が、
時間はかかっても、わたしは好きだし
これから大切にしたいと思いました。
あの形の打ち合わせを提案してくださってありがとうございました!」
この「居酒屋での打ち合わせ」という形を提案してくれたフォトグラファーさんへ、打ち合わせの翌日送ったお礼のメールより。
「わたしはこんな風に、モノづくりをしたいのだ」と
思わせてくれた場だった。
その方らしく、わたしたちらしく。
朗らかに、悩みながら、
それぞれの目線で意見を出し合い精度をあげていく。
私がたとえばフォトグラファーさんと
施行面での確認の会話をしているとき、
その隣でDJさんとMCさんが
新郎新婦様とBGMについての会話を進めてくれている。
「何時何分のこの演出の場面」ひとつとっても、
フォトグラファー目線もあれば、
BGMを担当するDJ目線もあり、
MCを担当する司会者目線もある。
そして新郎新婦様目線、ゲスト様からの目線が大切になってくる。
みんなが「進行をつくる時点」で意見を出し合える。
マネジメントというわたしの立場から見ると「抽出」できたと思えて安心する。
最近よく思う。
「わたしの役割は、コーヒーフィルターのようなもので」、
「たくさんの想いや意見や背景をきちんと受け止め
形にするとき(=世に出すとき)にはそれらをろ過した澄んだ一滴に抽出すること」。
里山に暮らしながら
そんなことを考えながらMacの向こうに山を見る。💻⛰
明後日にはまた、さっぽろのビルのなかで打ち合わせ!
今年はこのコーヒーフィルターを意識する案件が多い^^
