種と成果物

*つくるが目的ではなく、未来を善くすることが目的!
本当にそうですよね。
私はどちらかというと、
この一世代くらいで出来上がった現代的な暮らし方や仕事のなかで生きてきて、
一昨年からじわじわと第一次産業の現場の真上に立つ機会ができ、
たぶん極端に言えば、すべての仕事の根本って同じなんだろなぁと思いました。
種があって育んで成果物が実る。
育てるようなものづくり、
楽しみに引き続き宜しくお願い致します^^
わたし自身の名刺づくりをお願いしているデザイナーさんとのやりとりより。
「育てるようなものづくり」は特にこの一年でとても意識するようになったことで、
ものづくりはわたし一人で成り立つことはなく、「だれか」が存在する。
依頼主というだれか、つくり手という誰か、地域のひとというだれか…
ものづくり (もの/具体的に感じたり考えたりできる対象・人間の感覚でとらえることのできる形をもつ対象→形あるデザイン的な意味も、形のないプロジェクト的な意味もどちらも含みます) をするにあたって、
“ペースに無理はないか?”
→物事が成るには、それ相応の時間が必要。種を蒔いてから結実するまでには時間がいる。
“育てたという実感を持てているか?”
→相手の方が「いきなり押し付けられた」と感じないようにしなければならないのだと。
きちんとそのプロジェクトの、発端から結末までに相手も責任を持てるよう。
責任を持てるということは、ほかの誰でもない自分の意見が活かされ、自分で決定してきたと実感できる状態。
わたしはプロデューサーという名で、とても良かれと思ってアドバイスしたり方向を指し示そうとしてきたように思うけれど、それは相手の土俵を横取りするようなものだったということがこの一年の大切な学び。これからの一年は相手の責任の場なのか自分の責任の場なのかわきまえてやってみようと思う。
“与えたものと得られるものの質・量は不自然ではないか”
→等しい・正しい、と頭でも心でもすんなり思えるやりとりを。
そんな感じの今年は、昨年に続き、より道外在住・国外在住の方のウェディングをマネジメントする案件の方が多い様子。昨年からお声をかけ続けてくれて本当にありがとう。
和英辞書を寝る前の愛読書にして、歩みは遅々としているけれど一ページずつ進めていきたいなぁ。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中