最近のお出かけのお相手さんは
担当したお客様が多くなってきたなぁ、と

この日の写真整理をしながら、来月の予定の連絡をやり取りしながらふと思う。
結婚式を担当した、私にとっては「新婦さま」の皆さん。
ウェディングプランナーという仕事を10年、大好きで続けてきたから体験できるこの幸せな幸せな状況。
結婚式がおひらきになった後の、その後の日常に触れられていること。
「結婚式ロス、ささきさんロスです」と言って頂けることが続き笑。
ロス、という言葉の響きに笑いながら、準備期間を思い出して嬉しさと寂しさでじわーんとなる。
来月の予定も、来月上旬に出産予定の「新婦さま」、今年春にお子さんが生まれた「新婦さま」、昨年春・夏にお子さんが生まれた「新婦さま」の皆さん、今年結婚式を担当した「新婦さま」、新たな節目のパーティをお手伝いさせて頂く「新婦さま」。
書き出してみると、すごいや笑。
たくさんの新婦さまにお会いできる^^
この日、そんな新婦さまのお一人とご一緒に向かったのは、私の大好きな大好きな大好きな先輩方がダブルネームで担当された、 le troisさんでのイベントへ!

「さとみちゃん、楽しそうなのがお顔に出てて嬉しかった!笑」
と先輩からコメントいただくほどに、私はエンジョイしました笑。
パーソナルトレーナーをされている先輩と、マタニティフードアドバイザーな先輩。
身体と食。
ご一緒に参加した栄養士をされている新婦さまも「(悩みが)ぜんぶ解消されました」と言ってくださるほどとても身になる時間。
そしてイベント後に「まだ帰るまでに時間があるから」と、札幌大通公園で開催中のオータムフェストへてくてくと。
結婚式でお料理を担当してくださったシェフが札幌市のブースで出店しているため新婦さまと一緒にお顔を見に^^
ブースに向かう道中、ウェディングの司会の台本を担当してくださった司会者さんにもたまたま出会い、そのままおもむろに屋台に腰掛け熱々なアヒージョを食べたりもしながら、「あの日はありがとうございました」「おめでとうございました」「それでね…」と新婦さまとふたり並んで、結婚式でスタッフになってくださった方とご挨拶や、色んな雑談をできた時間がとても楽しかった。
わたしは、こんな風に、お客様ともつくり手さんとも一人の人として出会いたいし人として付き合いたい。
そしてお客様とつくり手さん一人一人にも、一人の人として出会ってほしくて人としてお付き合いしてほしいと願う。
そう関係できるように段取りすることが、私がまっとうすべきマネジメントの大切な仕事のひとつだと思っている。
「カメラマンさん」「ヘアメイクさん」という肩書きで出会うではなく。
「ご新婦さま」「ご新郎さま」という総称で出会うではなく。
「カメラマンを務める◯◯さん」「ヘアメイクを担当する△△さん」「(新婦の)♡♡さん」「(新郎の)☆☆さん」
個人名で出会い、個性を知り合い、信頼してお付き合いできること。
10人なら10人、30人なら30人のスタッフと、きちんと個人として「出会えること」。
それが新郎新婦さまに提供できるウェディングの準備期間の楽しさのひとつだと思っているから、私は一人一人と出会える打ち合わせや時間をとっても大事にしたい。
一人一人と出会い、それぞれがそれぞれの分野で思いを形にする過程を一緒に過ごすから、そりゃ、結婚式はドラマチックでいっぱいよね。「あの時お話していたあれ、叶った!よかったなぁ」で満ちている実感をもてるから。
*先日の結婚式の当日、インターン生として初めてきてくれたブライダル専門学校の生徒さん。
新婦さまがその生徒さんを見かけた瞬間「□□さん!」とお名前で呼びかけたら、「え、名前…!」ととっても感動していて、こちらがじーんとした。新婦さまにお名前を呼ばれたことがこれまでで初めてだったそう。
「一人の人として出会えるように」それを大切にしたいと思う、初心を思い出させてくれてありがとう、空にちなんだ素敵なお名前の生徒さん。
