恩人という存在

秋晴れな一日。前半は写真で振り返り!

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マンション駐車場から見上げて爽快
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めまぐるしい程の木漏れ日
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誕生日プレゼントとこのあと会う友だちさんへのお土産を見つけに

イコロの森で開催されている”おとなのあきじかん“を覗いて、誕生日プレゼントと友だちさんへのお土産を選ぶ。とっても楽しいマーケットが並ばれていてうきうき^^

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次の目的地は蓮の池が素晴らしい温泉

急きょお誘い頂いた「温泉同好会活動」へ笑。

今回の目的地が私の自宅に近かったため誘っていただき。

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北海道では珍しくなんと明治創業の老舗温泉

鶴の湯温泉へ!”皮ふ病などに効能があり、肌がすべすべになる温泉”とのこと。

珍しい琥珀色のお湯。温泉に浸かっていると、窓からの太陽の光が水面に当たり、壁にきらきらを反射している様子はとてもきれいで、夏のプールを思い出し懐かしかった。

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ちなみに同好会のメンバー。笑

どんなメンバーかな?と思って向かったら、なんと素敵な達人さん(おじいさま)にお会いでき、しみじみと良い時間でした。

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やさしさが詰まったタオル

達人さんが帰りしなに手渡してくださったタオル。きっと事前に友だちさんへもあげていたのかな、「新しく会ったこの人にもあげなきゃ」ってきっと心の中で思われていて、別れ際に車のなかを探して「あったあった」と渡してくださいました。やさしさにじーん。

そして出発の後姿を見送っていたら、車内からきちんと帽子をぬいで会釈してくださった。

素晴らしい礼儀。見習うべきお姿でした。

温泉に浸かりながらの小一時間、友だちさんと徒然お話。ここ最近の思ったこと。

私はなにかを否定して、はい次!と関係をきるようなことは向いていないようでそれをしかけてとても落ち込んだこと、「信じる」ということは結局は自分の見た未来であって自分の我儘なので、も少しあるがままをきちんと見られるようでいたいなということ。

えぇ、まじめですね笑。

でも、心底気持ちも体もほぐれました。誘ってくれて、本当にありがとう。

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千歳のインテリア雑貨屋さんでプレゼントの買い足し

ildono さんでお誕生日プレゼントの買い足しと、4年前に担当したカップルさんへのご出産祝いの心ばかりのプレゼントも選び。

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小腹が減ったので、パン屋さんへ買い出し

「お、そういえばきっと近くだ」と思って以前聞いたことがあったこちらのパン屋さんchiisana*meさんに立ち寄りパンをちょこちょこと買い。

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たしか十穀パンだったかなー調べたけれど判らなかった!!

食べかけで恐縮ですが、本当ーーーに感動したのでした。ぱくっとした瞬間・パンに最大に近づいた瞬間。パンの香りが素晴らしすぎて、「えーーー!!」っと感動。香りに感動しすぎて、こんなに一口一口ぱくっとする瞬間を意識したのは初めてでした笑。

パンの香りって、なんて美味しいの。

 

そして夜は、とてもお世話になった方の誕生日をお祝いしに向かう。

私の恩人ってこの方だと、心から言える。

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ふだんはきりりとされた一事業の代表です

私は今年の3月までの約9か月間、ご一家のお家へ居候していました。

昨年春先、しごととプライベートで少し心がくじけた。がんばらなきゃと思って踏ん張っていた。

でもまた新たに2年、賃貸の更新をして暮らす勇気が持てなかった。

そこへ、居候という選択で、助けてくださった。

パパとママと息子くんと、4匹のわんちゃんたち。

家に居なさ過ぎて時が止まったような一人暮らしの家から一転、とても賑やかで活き活きとしていて。

10代のうちに親元を離れていた私は「家族と暮らす」ということが久しぶりすぎて、引っ越してすぐの夕飯がカレーライスで二階にいる息子くんに「カレー出来たよー!」と一階から声をかけた体験と、皆で食卓を囲んでカレーを食べるという体験が、ふふふと笑えるほど嬉しかった。

もちろん、暮らすということは浅くも軽いものでもなく、たくさんのしんどい思いもしょわせてしまったと本当に思う。

実の親とも友だちや恋人とも言い合いになるようなケンカは記憶にないのだけれど(それもどうなのだ)、ママとは本気のケンカをしたといえる。

私が、昨年春に独立ということを人生で初めて考え始めて、「でも今じゃない」と粘った半年、そして独立を心決め退職の意思を会社に伝え、そして本当に退職をした、その期間を暮らしたお家。

たくさんの言葉を頂いた。あの当時は、飲み込めなくてケンカに繋げてしまった言葉たちが、独立してからのこの10か月、碇のように心をそっと留めてくれる。

「苦言は金言」「応援の言葉がアクセルなら苦言はブレーキ」どちらもあるから、前へ安全に進める。

あの頃の日記に書いている。なのに、あの頃すぐにもぐもぐと頂いた言葉を飲み込めなかったばかりに3月の始まり、人生で一番のケンカをしたときに引っ越しを決めた。

そして居候から一人暮らしの家へ引っ越しをする日、新しい家へ向かう道で一人で大泣きをした。

「私にとって、卵の殻のなかみたいな期間を過ごさせてもらった」

暮らす中で、まったく知らなかった世界のお話をたくさん聞いた。例えば、旅をした日本各地のお話、ママが出会ってきた素晴らしい経営者さん方のお話、奈良の柿はかためであること、煮物の作り方のこと、ひとと暮らすということ、職場などの人間関係問題の原因についての考え、里親里子についてのこと…

駆け足で、ママの人生を通して、私の知らない世界を見せて頂いたのだと思う。私はその中で、知らなかった世界を垣間見て知り、すくすくめきめきと自分の人生を育てたられたのでしょう。

ケンカをしてくださったことに本当に感謝をしています。

ぶつかってしまったときに、「それでも、それでも」と、『それでもやりたい』、と練れたこと。

それが私をここまで歩かせてくれる脚力になったと、本当に思う。

今日このブログを書きながら、”恩人”という言葉が生まれてはじめてぱっと腑に落ちて思い浮かび、調べてみたら「情けをかけてくれ、世話になった人・力になってくれた人」とあった。

私には恩人がいる、それがとても嬉しい。

2件のコメント 追加

  1. 熊雄 より:

    いい経験をしましたね。

    人生は山あり谷あり、自転車では上りは大変(笑)
    でも、下りのことを考えると、上りでがんばれる。
    一見、クールだと思ってましたが、なかなか喜怒哀楽豊かなんですね!

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    1. まさかの、「クール」を頂くなんて!!笑
      Blogは内的なことなので感情のことが多いかもしれないですね。
      職場では一応、感情の揺らぎが少ないということに評価頂いたりしました笑。

      そうですね^^ずっと上りなんてありえないし、ずっと下りもありえない。
      そのことに振り回されることはない。と思ってそのときどきの上ったり下ったりを精いっぱい楽しみたいと思いいます♪

      いいね

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