専門学校のおしごとから、
小樽にある能楽堂の舞台裏撮影のおしごとへ。
るんるん。

午前は高校生と専門学校生の皆さんと向き合い、オープンキャンパスのおしごと。
彼女たちと対面すると、未来は本当に未来なんだ、と思う。
1年後どこに立っているのか、希望や想像はしても、わからない。
社会人だってそうなのだけれど、「学校」というくくりがあり入学・卒業という節目がはっきりとある分、まだ来ていない未来がどうなるのか・どうしていくのか、未来が未知のものだということをとても実感する。
皆、未来へファイトー!
そのまま続いて向かった先はこちら!
「小樽市能楽堂」。

尊敬する大好きな着物着付師/山野流奥伝講師の先生(→以前アップした記事)からのご依頼で、ショーの舞台裏撮影へ!
今日、ちょうどこの撮影のタイミングで連絡をくれていた友だちへ撮影後に返信したメールで、撮影の時の気持ちを日記に残します。
『あとね、徒然!
今日、能楽堂でチェンバロというピアノの元になった楽器の演奏と、着物のショーの、舞台裏を撮ってきたんだ。
メインの着物は古賀先生の衣装提供だったんだけれど、
先生がずっと大切にしてきた着物を着付けたモデルさんたちが能楽堂の舞台を歩き、それを一般客にまじってゲスト席の端っこで眺める先生の横顔と、
そのときチェンバロで 糸 が演奏されて、ベタだけれどじわーんと泣けた。
今日の徒然でした笑!』
“あなたがいないと寂しいわよ!”
今年の3月、わたしが苫小牧から千歳へ引っ越してから少し経ったあと、そう、電話をくださった。
会社に勤務していた頃、先生が大切にしているたくさんの花嫁衣裳、新郎衣装、着物をお借りしていて、しごとのお話がてら、よくご自宅に招いてくださった。
そしてしょっちゅう、食事をご馳走になっていた。打ち合わせしながら!
会話しながらあれよあれよと台所へ消えていく先生。笑
てづくりのほくほくの煮物や焼き魚やポテトサラダ、お出汁からとったお味噌汁にご飯、黒豆ジュース…あと衣装合わせを終えた後、バナナを手渡してくださったことも。”お腹減ったでしょう”と。笑
先生のお茶目でパワフルで温かみある人柄が、食卓にもあらわれている。
先生のように年を重ねていきたい、と心から思う、そんな大先輩が身近にいてくださって幸運。
*小樽からの雨の帰り道、高速道路を走行中、札幌の西区あたりで空がぴかっと光った。
お、と思ったら、大きな花火だった。遠くに見つけてから通り過ぎるまで何発も。
思いがけず、今シーズン最初で最後の花火、かな^ ^
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