私の毎日はどなたかとの”キャッチアップ”で成り立っている。と、感じている。
どなたかの近況を聞くことが、私のいつかの何かに繋がっている。
今日は約12時間、ひとりの友だちさんとお昼から深夜まで一緒に過ごした日。
たくさん心に残る言葉がたくさん。
見た記憶、写真で記録しておこう。

学園さんで待ち合わせをした理由は前夜、明日どうするか、を決めているときに
「とうきび食べたいな」「とうきび食べましょうか」
ということでこの日の始まりは農産物直売所のあるこちらにとうきびがあるのではないかと踏んで待ち合わせ。
いつも…この3年で100回は通った36号線を一本曲がった先にこんな場所があったなんて。
子どもから老年の方までめいめいお買い回りや芝を走り回られて過ごすのんびり空間。
しかし、とうきびは時期が早かったようで、まだ売ってはいなかった笑。

お蕎麦屋さん”蕎傳”へ移動。お蕎麦は勿論、建築とお庭とあつらえ物の立派さに興味津々。

お友だちさんのご家族御用達、”岩井珈琲”さんへ移動。

通りすがりにずっと気になっていたカフェに降り立って外装を眺めてみたり。

老舗”浅野おやき店”であんこおやき&たこ焼きを、無料の麦茶とともに。
キャッチフレーズは『あの頃の「昭和」がここにはまだ残っている』。

車から降りて伸びをして、木の香りにすっとして。次回はソフトクリームを食べに寄ろう。
そしてこの日、写真には撮りのがした場所が2か所。
『家具を手入れ・修理しながら永く使う』そんな素敵な取り組みを為されている家具職人さんのアトリエと、”ジャンボ焼き鳥つかさ”という素晴らしき大衆的焼き鳥屋さんの奥のカウンター席。
並べてみると「洗練さ」と「雑多さ」(好ましい意味で!)。
空間のあまりの違いに、そこに居た自分たちを思い出して、ふふふと思うけれど、どちらもとても心に残った。
私は世の中や対峙する物事を「白か黒か」「右か左か」「やるかやらないか」といった2択だとずっと思っていて、でもそれは本当は極端なんだよな、とも思っていた。
グレーを納得できない自分は子供だよなぁとも思っていた。それでも納得できなかった。
今日お話したなかで、本当にたくさんの思うことがあり、そのなかで一番腑に落ちて、嬉しかったこと。
「グレーの意味が解った」

お友だちさんが、仕事の現場で出会った子どもたちと森を歩いているときのエピソードで、
『緑の葉っぱを見つけ、黄色の葉っぱを見つけた。
そして次に、緑と黄色がまじった葉っぱを見つけた。』
そうか、変わる途中なんだ、ということに納得した。
きっぱり黒か白かに物事を考えなくてもいいんだということを、ようやく納得できた。
納得できたら、なんだかほっとした気持ちになった。
キャッチアップをすることで、私はその方の考え事や未来の「いつか」の夢を知る。
お話しながら、私の気になっていた考え事やいつか叶えたいことも、その方に渡る。
そうして交わしながら、なにかが心決まったりして、またいつかの私たちに繋がっていく。
人と出会うからなにかが生まれる、その繰り返し。人生って面白いよなぁ。
今夜もまた36号線を下りながら、考え事と安全運転を同時並行の心がけで郊外へ帰る…♪
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