打ち合わせの場

喫茶店で打ち合わせすることも好き。

事務所で打ち合わせすることも好き。

 

 

一週間後に急きょ打ち合わせを追加で行うこととなり、

打ち合わせの場をどことするかを新婦さまと電話でお話していたとき。

打ち合わせのために結婚式をするレストランへ足を運ばれることを

ご自宅から少し遠くになるためとても恐縮だと思っていたら、

「あと何回行けるかな…行きたいんです!」

とおっしゃってくださった新婦さまの言葉にはっとした。

 

そうか、”特別な場所”なんだもんな。

未来の結婚式の場で、

そのまた未来には、思い出の場になるんだ。

 

どんな場所で、どんな打ち合わせをするか、したのか。

セッティングするときに、とても大事にしたいこと。

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打ち合わせセット

 

今日の打ち合わせは喫茶店から。

職種は違えどお互いともに今年はじまりに独立をした同士の

初めましてのお顔合わせの日。

私たちがそれぞれ同じころに独立をした同士、ということに

思いを巡らせてくださった素敵な方が繋いでくださった出会い。

わたしにとってチャレンジな案件です。

きちんと、関われたことに意味のある、そんなはたらきができるよう。

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ご自宅での打ち合わせも好き

この日ラストは、アルバイト時代の私から10年来を知ってくださっている方のご自宅で

アクセサリーの相談や今後の案件の依頼を。

そして腹ペコでやってきた私に、タラコや秋刀魚などご飯のおともたちと、

温かいご飯とお味噌汁を出してくださるという。笑

 

その打ち合わせの席で頂いた言葉。

「さとみちゃんは、居場所をつくってくれる」

そうおっしゃって、体の横にまあるく両手で円を描かれた。

 

私の仕事は、

何かを解消されたいクライアントさん(新郎新婦さんや企業さんなど様々)がいて、

私がお話を伺って、しかるべきプロに発注をして、実行する。

というサイクルが多い。

 

そのとき、しかるべきプロに発注したときに、クライアントさんに伝えるのだ。

「私が思うにこんな部分が素晴らしいプロの方は、こんなひとで、

あなたのこんな部分の役に立てるよう、やってきます」…

「司会者さん」「カメラマンさん」「介添えさん」という肩書ではなく、きちんと生身の人であることを伝えたい。

生身の人がベストを尽くして手伝ってくださったという事実を、

クライアントさんにも伝えたい。

そうして、クライアントさんも、プロの方も、一人の人として出会えるように土台をつくりたい。

ウェディングプランナーになって余裕がもてるようになった何年目からか心がけていたことが、

ウェディング当日に施行するスタッフさんにとっては”居場所”と感じられていたんだ。

そう知れて、じーんとした。

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夜、自宅。収穫しなきゃと横目で見のがし続けたラベンダーをぱちぱちとようやく刈り取り

 

打ち合わせが好きで、向き合う時間が好き。

私のその先に控えているさまざまな素敵な作家さんやプロの方と、出会ってもらえることが嬉しい。

 

打ち合わせの場は、何かが必ず生まれるから、好きなのだ。

 

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