
日中は自宅で読み物たちを。
すべて頂きものとしてやってきてくれた本たち。
打ち合わせの席で「佐々木さん、それあげるよ」と著者の方から直接頂いた植物の図鑑、
キャンプに向かう車中で友だちさんが、お知り合いの方の活動とのことで手渡してくれたパンフレット、
昨年実家に行ったときに父が枕元のオーディオデッキのうえに用意しておいてくれた本。
読み物は頂いたりお勧めされると、まだ思いもよっていなかった世界を知ることができて嬉しい。
20代の頃は特に旅に出る前と旅先(!)でハードカバーの本が手元にくることが続いた。
そのときの私にとって、今まさにはっとするような言葉が書いてあったり、のちに繋がるようなしみ込む言葉を見つけたり。
あの頃は「旅へ出発する前に」「帰りの飛行機が着陸する前に」…”何かの前までに”、と急いで読んでいた気がする。
最近の本の読み進め方は本当にゆっくりで、父の本が特にそうだった。
半年経ってこの厚みを読み終えるという。
ふと気持ちが向いたとき、
ぱっと前回の続きの一文を読むとそのときの私が歩を進められるきっかけになるような言葉を見つける。
最近の読み物はそんなような読み方。
いつか本棚が欲しいな。